接木遊びをしてみました
(画像が変わるものもあります。) |
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桃の太枝を切り落とし、剥ぎ接ぎ法にて施工してみます。
穂木を差し込むための切れ目を入れて、平鑿にて表皮を剥がし、形成層を出します。
切り接ぎの要領にて穂木を削り、差し込みます。
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同じ要領で対称にもう一本差し込みます。
今回は木質部まで皮を剥がさずに形成層を少し残した状態で
施工しました。
花芽は後で摘み取りました。 |
上から高接ぎ(剥ぎ接ぎ)、一芽腹接ぎ、芽接ぎになります。 |
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枝の欲しい箇所に接いでみます。
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腹接ぎです。 |
テープが巻いてあるところが接いだ箇所になります。
今回の目的は、枝が間延びしてきたので、切り詰めた分、高接ぎをしたり、枝の懐に接いで、樹高を低くしたいと考えております。
という事は、挿し穂も同品種になります。
沢山胴吹きしてくれれば、接ぎ木が失敗しても何ら問題はないので気持ち的にはかなり楽です。
最後に接木部分をビニール袋で被い、保護します。
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接いだ穂木はなつっこになります。
分けて頂いたものです。
このような太めの枝に接ぐ場合は、絶縁テープが重宝します。
値段も手頃なので財布の中身も助かります。
接いだ後は袋を被せて保護します。 |
こちらは黄ららのきわみになります。
こちらも分けて頂いた穂木です。
台木とは別品種になりますので、品種交代になります。
蕾が沢山付いていたので摘んでおきました。
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甘柿の太秋になります。
一昨年果実の生りすぎで台風時に第一主枝が折れてしまいました。
そこで同じ太秋を4箇所に接ぐ事にしました。
保存しておいた穂木の一部に渋が回っていたものがありましたので、活着率は下がるかも知れません。 |
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桃の根っ子です。
ゴボウ根とはよく言いますが、まさにゴボウそっくりです。
これを適当な長さに切って台木として使用します。 |
根を利用しての切り接ぎになります。
気が付いたら30数本接いでいました。 |
一番の左側の一列は数週間前に接木したトパーズです。
その他が今回接いだものです。
蕾だらけで葉芽のないような怪しい穂木もありましたが、
いったい何本成功するのか楽しみです。
このビニール袋は手で簡単に裂けるのでとても便利です。 |
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将来V字仕立て予定ために根元に接ぎました。
ドリルで揉んで穂木を差し込むか、側面を斜めに切れ目を入れて穂木に角度を付けようかとも思いましたが、活着すれば反対方向に曲げる事は容易なので、無難な接ぎ方にしておきました。
この後は蒸散防止に袋で包みました。 |
栗の切り接ぎです。
台木は山栗で穂木はポロタンです。
6本接ぎました。
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接木作業を終えてから近くの山を散歩してきました。
梅の花のよい香りに足が止まりました。
荒れ果てた梅林ですが、すごい勢いで花が咲いています。
そして蜜を吸に来ている蜂の飛び交う音も凄まじいものがありました。
かなりの数の蜂達がいました。 |