2010年4月30日金曜日(晴れ)



先日の霜の被害を蔑んでいたところ、本日見て愕然としました。
思っていたよりも深刻です。
これは霜の降りた日に、温度が一気に上昇したのと、前日に夏日のような暑さからの急激な温度差が
追い討ち掛けたものと思われます。
この感じですと間違いなく収穫ダウンになると思います。
う〜ん・・・、悩むところです。
愛宕に腹接ぎした穂木が動き出してきました。
しかし、ここからが難しい。
明日から5月、気温が上昇し、紫外線が強くなる中の袋外しのタイミングが今後を左右します。
今年は異常気象で特に芽の伸びが遅いので、ずれ込んでしまった分、余計に慎重さが要求されます。
リス小屋周辺が鮮やかになってきました。

毎日この園路を散歩するのが日課になっています。







2010年4月29日木曜日(曇りのち晴れ、雷雨あり)



大型連休の初日となりましたが、当地では今年初の雷雨が
観測されました。
接ぎ木したリンゴ、やっと伸び始めました。
スモモも少しずつ伸び出してきています。
いつの間にかにリンゴの蕾が大きくなっていました。
山ツツジが咲き始めました。

同じ山ツヅジでも早咲きがあったり、遅咲きがあったり、花の色も微妙に異なります。







2010年4月27日火曜日(曇りのち雨)



幸水は八重咲きで、豊水は一重咲きです。







2010年4月24日土曜日(晴れ)



台木の状態を確認し、本日、栗の接ぎ木を行いました。

台木には野生のシバ栗を利用し、穂木には、武蔵とぽろたんを
用いました。

栗の苗木は凍害や胴枯れ病に弱いので、接ぐ高さは地上部より
40p強としました。
切り接ぎは台木の外側に接ぎますので、穂木の芽はなるべく
内側を向くようにすると曲がりの少ない苗木に仕立てられます。
特に穂木の先端部の芽は伸びがよいので、この芽が内側に来
るように穂木を調整するとよいかもしれません

やむを得ず、外側の芽を残す場合でも、篠竹などで支柱をすれ
ば真っ直ぐに伸びます。
品種が分らなくならないように名札を付けます。
これで様子見です。



時期的にそろそろかな!?と思い、入念に見回したところ、や
はり発生していました。
もう少し成長すると、とあちらこちらへ移動して、葉を食い荒ら
されてしまいます。
残念な事に、先日の雪の影響で、今年のスモモは不調に終わ
りそうです。
花柄も汚くへばり付いていて、果梗が黄色く変色しています。
特に早咲きのジュピターは酷いものです。
このジュピターでしたら咲いた花全てに着果していないとなりま
せん。


逆に余計な心配事をしなくて済みそうです。
毎年の豊作で枝が枝垂れている基肄城ですが、今年は絶不
調のようです。
       基肄城の枝先が全体的に枯れています。

特に昨年は異常なほどに実りましたので、樹の消耗が想像以
上に激しかったようです。
  ここに来てやっと動き出してきた桃の接ぎ木苗です。

桃は一端芽が動き出しますとその後の成長が目覚しいです。
こちらは昨年に接ぎ木した黄ららのきわみですが、1年でかな
り成長してくれました。
画像だと小さく見えますが、60リットル鉢に植えてあります。
○の部分が接ぎ木部です。
新梢の伸びがよいと副梢も出てきます。

桃の花はだんだんと薄い色になっていくものと思っていました
が、どうも逆のようで、だんだんと濃くなっていくようです。
品種にも寄りますが、殆どの品種は濃くなっていくようです。
梨の花の香りを好む人は殆どいないと思いますが、昆虫にとっ
ては好まれるようです。

梨の花を嗅いだ事のない方は是非嗅いでみて下さい。笑



お知らせ

急遽ブログの開設に向けて動いております。
まだまだ先になるかと思いますが、準備が整いましたらこちらでお知らせしたいと思います。
皆様のような立派なブログにはならないと思いますが、その時は宜しくお願い致します。







2010年4月21日水曜日(晴れ)



本日は今年一番の暖かさとなりました。
当地では24℃を記録しました。
しかし、明日は寒が戻って、本日24℃を記録した15時頃は7℃の予報になっています。
また来週には最低気温が3℃の予報になっている日もあり、とても心配しております。

何時まで続くのか、この心配・・・



ぽつりぽつり咲いていた新高が一気に開花しました。

訪花昆虫も沢山見られました。
キウイの新芽も大分膨らんできました。

極早生種の紅妃とオス木の早雄は蕾も確認できました。
モミジ盆栽の新緑が綺麗です。







2010年4月20日火曜日(曇り)



先日の雪の影響か、花びらが痛んでいるものが見られました。

エンパイヤ、変わった花なので、もう一度載せました。



シバザクラが見頃になってきました。

これからGW頃まで楽しめます。
白樺の新緑と白い幹肌がとても綺麗です。

こげ茶色の枝も白と緑を際立たせてくれています。







2010年4月19日月曜日(曇り時々晴れ)



昨年挿し木したチャンドラー(発根したもの)を鉢上げしました。
(画像のチビ苗は全てチャンドラーです。)
管理を怠り、かなり脱落しましたが、何本かは生き残ってくれました。
用土はピートモスと鹿沼土を7対3くらいの割合で混ぜました。
袋に入っているピートモスは乾燥しているので、水を入れて、ドロドロの状態にしてから植え付けました。
このようにしてから植え付けると根と用土が馴染んで植え痛みが少ないように感じます。
最後に木材チップを敷きました。
こんな感じで1年間様子を見たいと思います。







2010年4月17日土曜日(雪のち晴れ)



季節外れの雪が降りました。

桃の花に雪が積もっている、こんな光景は初めてです。
正に夢のようでした。
都市部では1pの積雪だとか話していましたが、私が住んでいる町では本格的に積もりました。
しかし、溶けるのも早かったです。
午後からは晴れ間が射して、0℃から10℃にまで上がり、夕方頃には殆どなくなっていました。
被害が出ていないか確認をしましたが、今のところはないようです。
しかし、数日してから現れる場合もありますので、しばらくの間は要観察の日々が続きそうです。
それと今年は低温日が多いので病害、特に縮葉病の被害が増えないか心配しております。







2010年4月16日金曜日(曇り)



休日という事もあり、寒さの被害がないか、のんびりと点検を行いました。
幸いなところ、被害はないようでした。
今日、明日辺りの低気温を乗り切れば、まずは一安心と言った感じですが、GW頃に
また寒波がやって来る噂も立っているようなので、当分の間は不安が続きそうです。



先日挿し木したスモモの芽が膨らんできました。

寝坊して慌てて起き出したかのようです。

    切り接ぎしたリンゴの新梢が伸びてきました。

袋に穴を開けて外気温に慣らしてきましたが、葉の伸びと本日
の天候を考慮して袋を破きました。

接ぎ木、モモ以外は順調に伸びてきています。
そのモモも、芽が動き出してきているものもありますので、気温
が上昇すれば一気に伸びてくれると思います。
こちらは2週間前にホームベルに高接ぎしたチャンドラーです。

ブルーベリーの接ぎ木は簡単なようで、芽が動くのも早いようです。
今年の我が家の幸水、豊水、西洋梨類は不調のようです。汗

蕾の数が極端に少ないです。
寒肥が効いてきたようで、幹の周りだけ植物が濃く生えています。
昨年、一昨年とキウイの幹に環状剥皮を施したのですが、時が経
つに連れて傷口が目立たなくなっているのが分ります。
ちなみに画像は別々の箇所です。
大好物の竹の子が出始めました。

こちらも例年よりかなり遅い感じがします。








2010年4月15日木曜日(雨)



昨日掲載しましたの画像ですが、こういう事です。笑

こちらをクリック







2010年4月14日水曜日(晴れ)



まだ開花していない品種がありますので開花次第画像をアップします。













2010年4月12日月曜日(雨)



当地の週間天気予報を見ましたら最悪になっていました。
昨日確認した時よりも更に悪化しています。
参ったなぁ〜汗



日付 4月14日
(水)
4月15日
(木)
4月16日
(金)
4月17日
(土)
4月18日
(日)
4月19日
(月)
天気 晴れ時々くもり くもり一時雨 くもり一時雨 くもり時々晴れ 晴れ時々くもり くもり
気温 13 / 5 11 / 0 13 / 1 17 / 4 18 / 5 19 / 5
降水確率 10% 60% 60% 30% 20% 40%







2010年4月11日日曜日(曇り)



昨年の春に植えたトパーズが開花しました。
こちらはケルシージャパンです。

同じく昨年植えた幼木ですが、花付きの良い品種のようです。
モモのスウィート光黄です。

同じく昨年植えた幼木です。
こちらはモモの黄貴妃です。

同じく昨年植えました
モモのおどろきです。

昨年の今頃と比べると大分開花が遅れているようです。
モモのあぶくまになります。

こちらは昨日、今日の暖かさに誘われて開花しました。
それでも例年より遅れています。
スモモとシバサクラとヨシノツヅジ。
大石中生です。

遅咲きタイプです。
新高の花芽が一気に膨らんできました。
しかし、こちらも例年より遅れています。
BB壇の辺りから、西側の風景を撮影しました。

遠くで咲いているのはソメイヨシノです。
画像の中央辺りに白く見えるのはコブシの花のようです。

もう少し経つと、ヤマザクラが咲き出し、新緑が映えてきます。
ヨシノツヅジです。

実際にはもっと鮮やかな色をしています。
今の時期の濃い色はよく目立ちます。
          2006年に園路を造りました。
                 
                

その後、植木や草花などを植え続け、どうにか見られるように
なってきました。
周りが山のためか、リンドウ、センブリ、ギボウシ、ホトトギスな
ど、いろいろな山野草が自然に生えてきました。
縁石周りの杉苔も自然に生えたものです。
接ぎ木したリンゴがここになって伸び出してきました。

穂木の保存状態が微妙だった品種も問題なかったようです。

伸びの良いものは外気温に慣らすため袋に穴を開けました。
西洋タンポポの増殖には驚かされます。

綺麗ではありますが、外来種は強いですね。







2010年4月10日土曜日(晴れ)



スモモの花が見頃を迎えています。
今日の暖かさでほぼ満開になりました。
              こちらは貴陽の花です。

花付きの良さから豊産性と思わせる貴陽ですが、実際には着果しにくい
品種です。
こちらは昨年植えたまどかになります。

花付きよく、樹勢は強そうな感じです。
若枝もゴツゴツした感じです。
こちらも昨年植えた、暁桃太郎になります。

我が家のモモの中では一番開花が進んでいます。
          梨の愛宕が間もなく開花しそうです。

         他の品種はここまで進んでおりません。

果実を優先するのであれば摘蕾をするべきでしょうか、そこまでは求め
てませんのでこのまま咲かせます。
流石に摘果は行う予定です。
こちらはカキの貴秋です。

少し芽が膨らんできました。
              ブドウのピオーネです。

芽の膨らみは感じられませんが、切り口から樹液が出てきましたので、
間もなく動き出すと思います。
リンゴはどれもこんな感じの動きです。

暖かい日が続けば一気に芽吹いてくると思います
キウイの芽も少しずつ膨らんできました。

遅霜に遭わないように慎重に膨らんでほしいです。
冷蔵庫で保管していた、

サクランボのコルト、スモモ(貴陽)、リンゴのJM7を挿しました。

全て台木用です。







2010年4月7日水曜日(曇り時々雨)



大した物はありませんが、我が家の食料貯蔵庫です。笑

焼酎のペットボトルが沢山ありますが、私は焼酎は飲みません。
知人や親戚から貰ったものです。
この容器はいろいろなものに使えますので重宝しています。
埃が被っていて汚らしいですが、こちらには梅干が入っていま
す。
片端の海苔が入っていた容器と比べてもらえば分りやすいと
思いますが、茶色い甕(かめ)は結構大きいです。

昨年品種更新と寿命のために(腐って枯れ込んでしまった)ので
2本あった古木を切ってしまいました。
そのため、当分の間は、漬けられませんが、これだけありますと
、10年くらいは余裕で食べられそうです。笑
こちらの梅干は、3、4年ものです。
こちらは2年前に作った梅ジュースです。

琥珀色に仕上がっていました。
味見をしましたら何ともありませんでした。
少しばかり酢を入れたからでしょうか。
もちろん、実も美味しく頂けます。

レードルは以前に100円ショップで購入しました。
かなり薄めないと咽るほど梅のエキスが濃縮されています。

梅ジュースは大変美味しく、保存が効きます。
ホットで飲むもよし、氷を入れて飲むもよし、お酒が苦手な方
やお年寄り、子供でも飲めますので健康食品として是非お勧
めしたいです。







2010年4月6日火曜日(晴れ)



本日の様子
秋姫と訪花昆虫
奥から、黒琥珀、ジュピター、貴陽、ソルダム 黒琥珀
貴陽と受粉樹(バイオチェリー、エレファントハート) ジュピター
ブルーベリー
ブルーベリー
ブルーベリー
リンゴ
カリン
いくみ 恋花火







2010年4月4日日曜日(曇り)



4月だというのに−2℃まで冷え込みました。
日中も薄曇りでとても寒い一日となりました。

本日は柿の花御所を植えました。
写真を撮り忘れましたが、ポット苗で、細根が沢山張っていて根崩れしませんでした。
どうしても私は、根を優先して見てしまうのですが、幹もしっかりしていてとてもよい苗木でした。
柿の場合、植え付け1年目は非常に伸びが悪いですが、今回の苗木でしたら良い伸びをするかもしれません。



      食用ボケの天下一という品種です。

中国で発見された品種だそうで、果実の大きさは最大で3kg
もなるそうです。
昨年棒苗を植えましたが、切り詰めてもご覧の高さにまで成長
しました。
今年は主枝の育成が課題になりそうです。
それにしても中国は広いですね。






        ※本日の画像は全て昨日に撮影したものです。
天下一の花です。

あまり咲いていませんが、とても綺麗な色をしています。
ブルーベリーのホームベルです。

大分蕾が膨らんできました。







2010年4月3日土曜日(曇り)



          スモモの伐採を行いました。

花を見て、伐採を躊躇うといけないので、昨年の暮れに寸胴切りを行いました。
このスモモ、秋姫という事で、あるお店から購入したのですが、全くの品種違いでした。汗
でも正真正銘の秋姫がもう1本ありますので、こちらの偽秋姫は伐採する事に決めました。
数年待っての品種違いは御免です。
かなり切り詰めてありますので小さく見えますが、根元は意外と太いです。
抜根する必要がない場所なので、地際ぎりぎりのところで切りました。
画像の穴のところには柿の花御所を植える予定です。
安い苗木が見つかりました。
昨日キンカン酒を作った際に、シドミ酒の事を思い出しました。

シドミとは野生のクサボケの事で、この果実で作ったお酒は絶品です。
私見ですが、風味豊かな味わいは群を抜いているように思います。
そこで山へ行ってクサボケの枝を採取してきました。
挿し木で増やしてみようと思ったのです。
でも時期的にはあまり良くない感じです。
クサボケは芽吹きが早いので、既に伸び始まっています。
用土は鹿沼土単品です。

プランターに鹿沼土を入れて水を注いで湿らせます。
水が鉢底から抜けたら軽く押して土を締め固めます。

マルチ用の黒いフィルムで表面を覆います。

地温を上げて発根を促すためです。
          細い枝ですが、挿してみました。

今回、葉が出てしまっているので、あまり伸びを良くしてしまうと発根に悪影響を及ぼすと思い、穂の部分は温湿にしないことにしました。

ボケは挿し木が容易なので上手く行けば活着すると思うのですが、時期が時期だけに少し気になります。
こちらは数年前に挿し木をしたクサボケ(シドミ)です。

クサボケは花も綺麗です。
暁桃太郎が間もなく開花しそうです。

我が家のモモの中では一番早いようです。
           先日お伝えした露茜です。

変な表現ですが、眺めていますと、花びらが白い紙で出来ているように見えてきます。

 紙という例えは変ですが、シンプルの中にも品格を感じます。








2010年4月2日金曜日(雨)



           金柑の収穫を行いました。

生食は控えめにして、残りは金柑酒に使いました。
果実酒といえば、過去にいろいろなものを作りましたが、思ったほど飲まさらないもので、埃を被って沢山の瓶が眠っています。
でも金柑酒は今回が初めての試みとなります。
容器は梅酒が入っていた大瓶なので、ほんの少しに見えますが、ホワイトリカーが1.8リットルほど入っています。
金柑は量っていませんが、ある分だけ入れました。
容器に入れる際に、金柑のエキスが出やすいようにと、包丁で切れ目を入れましたら、金柑特有の強い香りが漂ってきました。
甘味付けには、いつもは氷砂糖を使うのですが、今回は黒糖の粗目を300gほど入れてみました。
最近流行の黒糖梅酒が美味しいので、金柑酒でも美味しいのでは!?と思ったからです。
ちなみに黒砂糖を舐めてみましたら、独特の香りがあり、さっぱりとした甘さでした。
これが吉と出るか、凶と出るか分りませんが、まあ、飲めないことはないかなと思います。笑
金柑酒は、あまり待たなくても飲めそうなので、どんな味になのか楽しみです。
ホワイトリカーのパックにいろいろな果実酒レシピが書いありましたので参考までに載せてみました。







2010年4月1日木曜日(晴れのち曇り)



            露茜が開花しました。

一重咲きのウメとスモモを2で割ったような、とてもシンプルな花に見えます。
今年の収穫はないと思いますが、遅咲きのウメなど、開花の揃う樹が幾つかありますので、将来沢山生ってくれると嬉しいです。
        ジュピターの開花が始まりました。

    このジュピターは本当にタフな品種だと思います。

隔年結果にならず、豊産性で超大玉、そして毎年沢山の花を咲かせてくれます。
観賞価値、栽培容易、味良しと、三拍子揃っていてお勧めの品種です。

   ネクタリンのストレンジが間もなく咲きそうです。

当地の週間天気予報を見ますと、最高気温は上がるものの、最低気温は日によってばらつきがあるようです。
寒暖の差が大きいのは、寒害に遭いやすいサインのようなものなので、如何にか最低気温も上がってほしいと思います。
















過去の作業日誌




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