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まずはナシの剪定からはじめました。
落葉果樹の場合、今頃の時期になりますと長い徒長枝が目立ちます。
通常であれば元から切ってしまうわけですが、それを生かしてみようと思いました。
そのままでは枝が立っていますので、まずは画像のようなパイプを組んで、そこへ誘引する事にしました。
実践してみたのは幸水と豊水です。
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誘引後の状態です。
棚仕立ての縮小版のような感じになりました。
これで徒長枝にも短果枝が出てくれると思います。
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こちらは見下ろすように撮影してみました。
この状態で数年間馴染ませたいと思います。
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こちらは新高です。
主幹形の樹形に仕立てています。
立ち気味の枝を誘引しました。
この仕立て方は収穫量が多いのが特徴です。
しかし、短所もあります。
枝が邪魔をして管理がしづらいのと、混み入ってくると、内部に日が当たりにくくなります。
そこである程度成長しましたら、枝抜き等をして欠点を改善する必要があります。
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剪定枝は切捨てにすると、後片付けが大変ですので、剪定したらその都度ゴミ袋に入れるようにしています。 |
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こちらは剪定前のスモモです。
流石にスモモはよく伸びますね。汗
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スモモは、樹勢や樹姿が品種によっても様々です。
そこで、その品種に見合った剪定が必要になってきます。
特に貴陽と秋姫を見比べると、同じスモモとは思えないほど違っています。 |
こちらは剪定後のジュピターです。
樹勢いは太陽や貴陽より弱く、どちらかというと開張性です。
しかし、ソルダムほど開張性ではありません。
今年は思い切って、樹を詰めました。
この状態で1mくらい低くなったと思います。
剪定後の樹高は2mくらいでしょうか。
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モモもかなり詰めました。
非常に分りづらい画像で恐縮です。
通常の地植えの場合、大きくするのは簡単です。
しかし、樹形をコンパクトに維持するのは意外と難しいものです。 |
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鉢植えのモモの誘引です。
短果枝を増やしたい為に弱剪定としました。
上部の方の枝は細過ぎるのでそのままです。
モモの場合、あまり下げ過ぎますと枝が弱りますので、水平またはやや立ち気味くらいのほうがよいかも知れません。
本日の作業はここまでとしました。 |
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