2009年7月2日木曜日(雨)



今週は梅雨の天候に戻り、長雨の毎日が続いております。

昨日、山形の知人から本場山形産のサクランボを頂きました。
有名な『佐藤錦』ではなく、『紅てまり』という極晩生の品種でしたが、その品質にはただただ驚かさ
れるばかりでした。
味はもちろんの事、その美しさは正に宝石そのもので、食べてしまうのが勿体無く感じるほどでした。
高価なサクランボですので、よく味わって食べました。
栽培者の苦労と技術の結晶が感じて取れます。



山形の知人からサクランボを送って頂きました。
毎年違う品種を送って頂き、味わうのがとても楽しみです。
今年は『紅てまり』という、極晩生種の品種のようでしたが、
その美しさと濃厚な味は、流石本場もの!といいたくなる極上
そのものでした。
いつもは甘く感じるプチトマトも、このサクランボを食べた後に
食すと、レモンを齧った時のように酸っぱく感じます。
おそらく、トマトの倍以上の糖度があるものと思います。
高級なサクランボと比べてしまうと劣りますが、スモモの大石
早生が落果していたので拾って食べてみました。
今年のはまあまあ甘いかなといった感じでしたが、酸味はそ
れほど感じられませんでした。
一昨日、果樹の周りの草刈を行いました。
雑草の生命力は凄いもので、いくら抜いても刈っても直ぐに
生えてきてしまいます。汗
これからは最低でも月に1、2回の草刈が必要です。
先月下旬に最終摘果を終了したつもりの紅妃でしたが、まだ
生り過ぎているような感じがしたので、何個か摘果してみまし

葉っぱに隠れている小果や形の悪いものも見つけましたので
それらも取り除きました。
(画像の幼果は切り落としたものなので傷が付いています。)

画像変わりまして・・・

摘果したものの中で大きそうなものを計量してみましたら、
70g程ありました。
生らしているものは、これの弐周り程大きいので、間もなく
三桁に到達するものと思います。

モモやスモモの新梢に取り木を行っています。
勢いよく伸びた徒長枝を適当な長さに摘心し、ビニール袋の
底を切ったものを枝の上から通し、環状剥皮を施して、水蘚や
ヤシの繊維などを入れて包んでいます。
このやり方ですと、時間が短縮できて楽に作業が行えます。
一人作業の場合は、一つ一つを取り木していくより、同じ作業
を纏めて行い、次の工程に進むほうが能率が上がる気がしま
す。
接木のように一つ一つを決めていく必要はないので。

樹は異なりますが、過去の取り木では、百日紅や梅もどきなど
古枝で2m以上あるものも成功したので、今回のサイズなら発
根も容易に感じます。

また挿木と違い、管理が楽なのも取り木の良いところです。

後日、取り木を施した何本かに新梢接ぎ(緑枝接ぎ)を行って
みようと思います。







2009年7月4日土曜日(曇り時々晴れ)



本日は雨が降らなかったので、果樹の様子などを観察してみました。



興味本位で購入したペピーノ。
ホームセンターで購入した時はひよこ苗でしたが、日増し
に大きくなり、今では幾つかの実が生っています。

2月に購入して植え付けたモモの苗木ですが、生育が
今一つといったところです。
根際に接いだ穂木(将来の第一主枝)は活着して順調に伸びています。
こちらは黄ららのきわみです。
一時期は接木失敗かと思われましたが、今では元々
あった枝のように伸びています。
細かった穂木も、今では直径が2cm程に成長しています。
↑新梢接ぎを施し、伸び出してきた『なつっこ』の様子です。↑
スモモのジュピターです。
まだテニスボール程には肥大しておりません。

梅雨の長雨で裂果している果実も見受けられましたの
で、ほんの気休め程度に幹の周りにブルーシートを敷い
てみました。
何もしないよりは増しかもしれません。笑
こちらは大石中生です。
画像では緑色に見えますが、実際には少しずつ黄色に
変色してきています。
MGキウイもすくすくと成長しています。笑

後写はアップルキウイです。
先月の20日に環状剥皮を施したキウイの主幹の様子です。
カルスが巻いてきて間もなく癒合しそうです。
一週間位経ちましたら2回目の環状剥皮を施す予定です。
棒状だった柑橘苗も、腋芽が出てきて程よい枝ぶりにな
ってきています。
スモモの新梢に取り木をして、更に新梢接ぎをしてみました。
二週間も経てば結果が判ると思います。







2009年7月11日土曜日(晴れ)



本日は朝から晴天で蒸し暑さも感じられず、とても過ごしやすい天気でした。

散歩をしながら観察してみますと、果樹の様子も少しずつ変化しているように感じました。
その中で心配している事が幾つかあります。
というのは、これから本格的に発生すると思われる、鳥獣虫による被害です。
昨日偶々テレビを観ていましたら、NHKで私の住んでいる隣町が放送されていました。
猪の深刻な被害と対策についてでした。
昨日の話ですと、昨年だけで60頭以上も捕獲されたと話されておられました。
確か、我が町でも同じくらい捕獲されたと記憶しております。
ついこの前も、成獣の猪が2頭で歩いているのを近所の人が目撃したと話されていましたので、
我が家の果樹畑にも現れないかハラハラしております。汗
もう一つは夜蛾の被害です。
収穫時期が梅雨期を過ぎた頃から夜蛾が発生して、桃や梨、リンゴなどを袋の上から吸汁します。
夜蛾に見つかりますと、二重袋の上からでもお構いなしに刺すそうです。
夜蛾の被害に遭った果実は直ぐに腐ってしまい、処分するしかありません。
これからの季節、初めに桃が被害に遭い、梨やブドウ、リンゴなどもやられます。
甘い香りが漂うものなら何でも吸汁されてしまいます。
収穫間際で袋の中で腐っている桃などは夜蛾にやられた可能性が高いです。
もしかすると昨年我が家の秋姫が次々に病気に罹ってしまったのも夜蛾が原因かもしれません。
更に厄介なのは、一度穴を開けられると、他の昆虫(蟻やスズメバチ等)にまで見つかってしまい、
二次被害にまで広がってしまう事です。汗
当地のような山沿いの地域は、特に深刻な問題です。
それで良い打開策はないものか、いろいろ調べてみたのですが、どれもコストの掛かるものばかりで
すっきりしませんでした。
防蛾灯を設置したり、防虫ネットで全部覆ってしまうとか・・・
そんな中、手持ちの参考書を読んでいましたら、夜蛾はクレオソートや灯油などの油性の刺激臭のする
ものを嫌がると記載されていました。
新発見です!
もしこれで解決できるならば、一番実用性があるかなと思いましたので、近日中に試してみたいと
思います。
果樹畑の範囲内なら問題ないと思いますので。



7月11日現在の果樹の様子です。画像をタッチしますと変わるものもございます。
ブルーベリーのチャンドラーです。
摘果をしていませんので粒が揃っておりません。
この品種は着色先行種のようで、完全に熟さないと酸味が残るような気がします。
もちろん好みもありますが、完熟したものは美味しく感じます。
果樹には関係ありませんが、リス小屋の入り口です。
現在は花ユリが見頃を迎えています。
間もなくヤマユリが咲き出します。
しかし、ヤマユリの球根は猪の大好物です。
花が咲くと匂いを嗅ぎ付けてやって来ます。
猪に見つからない事を祈りたいです。
キウイ棚の様子です。
手前が紅妃で低いほうの棚がアップルです。
ちなみにアップルは今年が本生りとなります。
昨年は初生りでしたので、小さな果実が数個しか生りせんでした。
MGキウイです。
テニスボールを上回ってきました。
果たして何処まで大きくなるのか、とても興味深いです。
本日2回目の環状剥皮を施しました。

こちらは紅妃になります。
細実ですが、テニスボールより長いです。
MGキウイに比べて肥大スピードは鈍くなって
きたように思いますが肥大は続いております。

後写はアップルキウイになります。
我が家の課題果樹のブドウですが、来年は棚の上に屋根を付けようか検討しています。
画像の他に巨峰とピオーネの棚がありますが、雨ざらしではどうしても病気に罹ってしまいます。
易、難と、品種にもよるかと思いますが、自分で難しくしてしまっている一面もあるかと思います。
その原因に雨避けをしていない事があげられます。
費用が加算されますが仕方ありません。
スモモの大石中生です。
大石早生と比べて縦長の果実です。
収穫までにはもう少し掛かりそうです。
ソルダムになります。
色付き始めたものも見受けられます。
市販品の表皮が緑色のソルダムは酸味がありますが、表皮まで染まったソルダムは酸味が抜けて、大変美味しいスモモに変わります。
こちらはジュピターになります。
まだ緑色ですが、大きいものはテニスボール位のサイズになっています。
このスモモは桃と同じで、収穫間際になりますと一気に大きくなります。
色付き始めたジュピターです。
長雨で果実の先端が裂果してしまったものは着色が早いようです。
桃のあかつきの様子です。
袋の外側からでも色付き始めているのが確認できます。
枝垂れた枝がありましたので、紐で吊り上げておきました。
樹が大きくなってきたので、今年の冬は大幅に切り戻す予定です。
ほったらかしのブラックベリーですが、そこそこ生っています。
ブラックベリーは生食よりもジャムなどにして食べると美味しいです。







2009年7月12日日曜日(曇り)



緑枝接ぎを施し、活着して伸び出した新梢を利用して、枝の欲しい箇所に呼び接ぎの手法で接いでみました。
幹は新梢の太さの幅に皮を剥ぎ、新梢を軽く削って、その溝へはめ込んでいます。
これなら萎れる事もないので活着しそうです。

(画像は桃のなつっこです。)
桝井ドーフィンに秋果が沢山生っています。
夏果はかなり大きくなりますが、甘味がなく美味しくありません。

秋果は小さくなりますが、甘くて美味しいです。








2009年7月15日水曜日(晴れ)



ついに恐れていた事態が発生しました。汗
スモモのジュピターとソルダムが鳥害に遭ってしまいました。
特にソルダムは酷くて、太い枝を折られてしまいました。
ソルダムは開張性なので枝が開きやすく、果実の重みも加わって、かなり枝垂れてはおりました。
そこへヒヨドリか烏(おそらく烏であろう)が枝先に登り、その重みも加わって、二又の箇所から見事に裂け
てしまったものと思われます。
ちなみに折られた枝は地面に付いていました。
メインの枝だっただけにショック度も大きいです。汗
幸い萎れてはいなかったので、慌てて応急処置を施しましたが、無事に活着するかどうかは分りません。
周辺には、食べ荒らされた果実や未熟果が無残にも幾つも転がっておりました。
ジュピターは一果のみの被害でしたが、果実が大きいために食べ残された果実は枝に引掛っておりました。
今回の被害に気付いたのが朝の6時半頃で、被害状況からして、やられたばかりだと思いました。
一応応急処置として、折られた枝を持ち上げて、支柱に誘引し、裂けてしまった箇所を絶縁テープできつく
巻いておきました。
皮一枚繋がっていて、全部は取れなかった事がせめてもの救いでした。

それで仕事帰りに鳥害対策の用品をいくつか購入してきました。
様々な防鳥用品が販売されていましたが、肝心要の効力の程は半信半疑なものばかりでした。
プロの果樹園のように全部の樹をすっぽりと防護ネットで覆ってしまえば全てが丸く収まりそうですが、
現在のところ、私にはそれだけの設備予算はありません。汗
また、なるべくなら景観を損ねたくないというのも正直な本音です。
スモモが遣られたならば、桃や梨にも被害が及ぶのは目に見えて明らかなので、何とかしなければなりません。
本当に頭の痛いところです。
これからは害獣の被害が懸念されますし、虫の被害も考えなくてはなりません。
今回のように、収穫間際でいきなりダメージを被ると果樹栽培を止めたくなってしまいます。汗
去年も被害に遭い、やっぱり今年も遭いましたので、この辺りで真剣に対策を考えなくてはならないようです。
現在検討している防御策の一つに電気柵も視野に入れております。
本当はそのようなものは使いたくないのですが、そんな奇麗事も言ってられなくなりつつあります。
毎年毎年美味しいところを持ってかれては困りますので、何か対策を講じなくてはなりません。



鳥の被害に遭い、見事に折られたソルダムの枝。
この時はデジカメを持っていませんので携帯で撮りました。
折られた箇所を処置しておきました。
夕方見た時は萎れていなかったので、もしかす
ると活着するかもしれません。
画像をタッチすると画像が変わります。
今回購入してきた鳥害対策用品です。
鳥は磁気に弱いとの事を聞いた事があったので、マグネットタイプのものが欲しかったのですが、見て来た店にはありませんでした。
この中で一番期待している商品は、真ん中の黒いテープです。
唐辛子の成分が含まれており、舐めなくても特殊な刺激臭で鳥や獣は嫌がるそうです。
テープにしては値段も張り、50m巻きで3,980円もしました。汗
黒猫は目の部分にビー球が入っており、鳥や小動物から見ると威嚇をしているように見えるとの事。
効力のほうは如何程に。
テープもそうですが、効力がなければ金の無駄遣いになってしまいます。汗
現状からでは今一信用できる商品がないのも事実です。汗
被害で悩んでいる方は沢山いると思うので、画期的な商品が出て欲しいと思います。
こちらは最近よく見かける目玉風船です。笑
烏は光るものに興味を示すと聞いた事がありますので、逆効果にならないか正直心配でもあります。
期待している激辛テープです。
粘着性はありませんので、鋏で切ってホッチキスなどで留めて使います。
実際に軽く舐めてみましが、それほど辛さは感じませんでした。
少し辛いかな?といった感じでしょうか。
よく舐めてないので分りませんが。
しかし、いくつか貼っていきますと、独特の臭いが漂ってきました。
私的には我慢できない臭いではありませんが、動物達は嫌がるのか、謎の多い商品です。
効力の持続なども記載されておりませんでした。
値段がよいので、効いてもらわないと困ります。(^^;)
早速ジュピターにも激辛テープを貼っておきました。
また、空き缶に古い軍手を入れて、灯油を染み込ませて枝に吊るしておきました。
このテープより灯油のほうが遥かに臭いです。
でもこのテープはあらゆる動物に効果があるそうなので、もしかすると昆虫にも効くかも知れません。
そうなってくれれば魔法のテープですね。笑
自生している山百合が咲き始めました。
嘗ては山一面に咲き誇っていましたが、近年球根を猪に食べられて、かなり激減してしまいました。
全国各地で猪は増えているようなので、猪が増えれば増えるほど、山百合はどんどん消えてゆくと思います。
絶滅危惧種に指定される日もそう遠くはないかもしれません。
現在はかなり高価なので、山から掘り取っていく人も後を絶ちません。
山林所有者の許可なしにこれをやると窃盗になりますので注意が必要です。汗
山百合は字の如く、自生している姿を見て楽しむ植物だと思います。
蓮の花も咲きました。
頂いた食用蓮根を水練鉢で管理していましたら、綺麗な花が咲きました。
手を合わせて、『果樹をお守りください!』と言いたくなります。(^^;)








2009年7月18日土曜日(曇り)



今週は、鳥の被害と獣の被害、そこへ追い討ちを掛けるように天災まで加わって、全く災難続きの最悪の
一週間でした。
鳥の被害に気を取られていましたら、桃のあかつき、おどきがタヌキかハクビシンにやられました。汗
そこで鳥獣対策第二弾といたしまして、果樹の周辺を動物避けのネットで囲みました。
今回購入したものは、アニマルフェンスネットという名前で1×50m、目合が16mmでPE材で出来ている
もの二つです。
値段は1,700円位で、防風ネットと比べるとかなり安かったです。
ネットを支える支柱は手頃な鋼管製のものを用いました。
本当は径が太くてしっかりした支柱を使いたかったのですが、コスト削減の為に16ミリの長さが180cmの
イボ竹を選びました。
本当は木杭や竹でも良かったのですが、後々の事も考えて少しでも耐久性のあるものを用意しました。
ちなみにネットを張るのは簡単ですが、当地の地形は凸凹が多いので、ネット下から潜られないように、
フック状にした針金をネットに引っ掛けながら、地面にさし込むようにして留めていきました。
もし破られたらお終いですが、今のところ被害はありません。
しかし、これも時間も問題かもしれませんので、悩んだ末に安い電気柵を購入する事にいたしました。
当地方面はテレビでも獣の被害が取り上げられるくらい深刻ですので、ちょっとしたホームセンターなどに
もいろいろな電気柵やパーツなどが販売されています。
一応欲しい物がネットで安く販売されていたので、通販で購入する事にいたしました。
ネット&電気柵なら少しは安心かと思いますが、ここまで装備をしなければ収穫に有り付けないのは本当に
残念ですし、困ったものです。汗
それと一昨日に雷が発生しまして、その時に凄まじい突風が吹き荒れました。
その影響で、果実の落果や枝折れ等の被害が出てしまいました。
特にキウイの徒長枝の枝折れや柿の枝折れが酷かったです。
スモモの秋姫も誘引していたのにも関わらず、一部折れてしまった枝もありました。
全く散々な一週間となってしまいました。汗



災難続きの果樹たち。゚ そんな中・・・ (画像が変わるものがあります。)
害獣避けの防護ネットを張りました。
これだけでは不安ですので、電気柵も設ける事に決めました。
大玉あかつきも色付いてきました。
この様な果実を4個も悪戯されてしまいました。汗
今年は収穫量が少ないので、余計に腹が立ちます。
こちらは『おどろき』になります。
元々硬い品種ですが、こちらも齧られました。汗
ジュピターも色付き始めています。 MGキウイです。
テニスボールがだんだん小さく見えるようになってきました。
この前の強風で袋が飛ばされたジョナゴールドです。
まだ小さいですね。(^^;)








2009年7月20日月曜日(曇り時々晴れ)



本日、桃のあかつきと李のソルダム、ジュピターの一部の果実を収穫してみました。
鳥獣対策をしたところ、今のところ被害は出ておりません。
ですが、いつやられるか心配です。
桃のあかつきに関しては少々早いのですが、被害に遭ってからでは後悔しますので、色付いているものを何個か収穫しました。
ジュピターに関しては数日前から収穫しています。
ブルーベリーもあちらこちらで色付いていますが、桃や李の収穫期を迎えますと、その裏に隠れてしまいます。
この時期になりますと、鳥や獣たちもブルーベリーにはあまり手を出さないようです。
やはり大果で食べ応えのある美味しい果実には敵わないようです。



桃と李の収穫を始めました。(画像の変わるものがあります)
あかつきの袋外しを行いました。
今年は着果数が少ない上に、獣に何個食べられてしまい、かなり単発的な実りとなっております。
傷が付いていますが、大き目のものを計量してみましたら、辛うじて300gを越えていました。
まだかなり硬いので、追塾が必要です。
あと一週間も生らせておけば、もう少し大きくなったと思います。
ソルダムも色付き始めましたので、何個か収穫してみました。
今回収穫したジュピターの大物賞です。
もう少し重いかな〜?と思っていましたが、こんなもんでした。
どうやら、ある程度熟すと若干軽くなるようです。
上の赤い笊に入っているものが傷物で、左がソルダム、右がジュピターです。
ソルダムは少し追熟しますと、酸味が抜けて美味しくなります。
桝井ドーフィンです。
中央の赤い果実が夏果で、その周りの青くて小さい果実が秋果です。
ラビットアイ系も色付き始めてきました。
沢山植えてあるので、鳥に食べられても気にしません。笑
どちらかと言えば、これから収穫のものはシマリスの餌となります。
土壌条件の悪い、粘土質の場所に植えてあるハイブッシュ系のブルーベリーに硫安を施肥したところ、太いシュートが出てきました。
馬鹿正直な樹です。
自生している山百合です。
今のところ猪の被害に遭っていません。
無事を祈りたいです。







2009年7月22日水曜日(曇り)



鳥避けグッズや動物避けネットを張ってから今のところ果樹への被害は無いようです。
ですが、これが何時まで続くか、毎日が心配です。
現在電気柵の到着を待っています。
そんな中、朝方巡回をしましたら、桃のあかつきの果実が地面に落ちいていたので、
あっ、また始まったかーとガッカリして近づいてみたら、完熟して落ちた果実だったので
内心ほっといたしました。
既に小さな蟻が数匹集っていましたが、殆ど無傷でした。
どうやら、地面近くの低い枝に生っていた桃のようです。
触ってみると既に柔らかくなっており、3回くらいで綺麗に皮が剥けるほどでした。
その他にも形の悪いものや、追熟して食べられそうなものを幾つか収穫しました。
ジュピターも再度色付いたものを収穫しました。



桃のあかつきです。
この前ネットで囲んだ場所から離れておりますので、独立でトタン板で囲んでいます。
これだけでもタヌキやハクビシンの死角になるようで、今のところ被害は出ておりません。
色付いたものや形の悪いものを収穫しました。
生っているものは色付いておりませんので、収穫までにはもう少し時間が掛かりそうです。
今回収穫したあかつきはそれほど大きいものではありませんでした。
左は李のジュピターです。







2009年7月25日土曜日(晴れ)



スモモが、食べきれないので、親戚やご近所の方にお配りしました。
ジュピターは完熟し過ぎて、腐った果実にカブト虫が沢山集っていました。
ソルダムも樹上完熟しており、外観も真っ赤に色付いて食べ頃になっています。
残念な事に、トタン板で囲っていた桃のあかつきが3果ほど食べられていました。
またハクビシンかタヌキが現れたようです。
やはりそう何時までもは長続きしないようで、獣の悪戯ぶれにはいつもながらに参ります。
害獣対策として、注文しておいた電気柵が届いたので、明日はネットで囲んだ果樹畑に
張り巡らしたいと思います。



今日は沢山収穫しました。
親戚やご近所の方にお配りしました。
イチジクの夏果を食べてみました。
丁度食べ頃の状態で、秋果に変わらないくらい、
蜂蜜のように甘くて美味しかったです。

食べる前に計量しましたら、118gありました。
手に持った感触は、すごく柔らかくて、大きさの
割りには軽く感じました。
当地では柿の当たり年のようで、果実が沢山生っています。
写真を撮った後に、団子状になっている箇所を間引きました。
特に甘柿の基肄城は、樹全体が画像のように団子状に生っています。

後写は多少摘果をした状態ですが、それでもまだ枝垂れています。
生理落果もありますので、多少多めに生らしておいて、様子を見ながら調整していきたいと思います。







2009年7月26日日曜日(晴れ)



本日、電気柵を設置しました。
出来ればこの様なものは使いたくないのですが、何もしないと次々にやられてしまう
ので、やむを得ず設置する事に決めました。
棚線の張り方などはいろいろあるようですが、取りあえずはネットの上側に電線を張っ
てみました。
今回購入した商品は、セット物なので、取り付け方はいたって簡単で、誰にでも出来る
といった感じです。

これでかなり強力な防護柵になったと思いますが、様子を見ないと分りません。


電気柵を設置しました。
専用の支柱が25本付属されていたのですが、ネットを支えて
いる支柱を利用してそこへ電線を張りました。
電線を張るのは、ガイシと呼ばれる付属品で留めていきまし
た。
ガイシを回すと、線がピンと張る事が出来きてとても便利です。
電圧は8,000Vと説明書に記載されております。
出力周期は1秒おきに流れます。
エネルギーはそれほどありませんので、どれくらいの衝撃なの
か、実際に自分で感電してみました。
(※真似をしないでください)
線に触れてみましたら、かなりの衝撃が走りましたので、想像し
ていたよりは遙かにビリッと感じました。汗
個人的感想では、獣たちが一度触れば飛び上がるほど驚くので
はないか思います。
鹿や猪など、大型の動物でも驚くだろうと思います。
もちろん、殺傷能力はありません。
電源元は12Vのバッテリー、または乾電池使用です。
乾電池の場合は、単1アルカリ乾電池を8本使用し、夜間のみの
使用で、120日間くらいは持つそうです。
切り替えモードは昼夜、昼、夜とありまして、夜設定にしておけば
センサーが感知して暗くなると作動します。

・・・と、能書きはどうでもよいのですが、実際に役に立つかが肝
心です。
期待したい電気柵
いつの間にかに、スモモの秋姫が、海老反り状態になっていま
した。
紐でも吊ってあるのですが、それだけでは駄目のようです。
そこで支柱もしました。

生らせ過ぎたために、果実の肥大が鈍っているようで、昨年ほ
ど大きくなっていないようです。汗
こちらはスモモの大石中生です。

間もなく収穫できそうです。
ブルーベリーはジャムが一番ですね。
でも昨年作ったジャムも食べきれずに冷凍庫に保存されていま
す。汗
以前にブルーベリーの果実酒を作った事がありましたが、あまり
美味しいものではありませんでした。
果実酒の場合、渋みや酸味がないと美味しくないようです。







2009年7月28日火曜日(曇り時々雨)



雨続きで仕事にならないので、我が家の果樹の手入れを行いました。
桃のおどろきの袋が破けてきましたので、袋を外して整技剪定を行ってから、樹全体を網で覆い
ました。
電気柵で囲っていても天井ががら空きなので、夜蛾と鳥の防止を兼ねての設置としました。
網は防虫ネットでなく、防風ネットを使用しましたが、升目が4_なので蟻は入ってこられても、蛾は
入ってこられないと思います。

これに気を良くしていたところ、残念な出来事が起きていました。
MGキウイがハクビシンに食べられました。汗
大きな果実を5果も悪戯されました。
そのうちの1果はほぼ完食されていました。
キウイが被害に遭ったのは今回が初めてでとてもショックです。
それにしてもおかしいな〜?と思い、傷ついた1果を齧ってみましたら、そこそこ柔らかくて甘みを感じ
ました。
酸味もかなり残っていましたが、食べられないほど渋味はなくて若干甘味を感じました。
今の時期に甘味を感じるとは全く予想もしていませんでした。
果実が肥大しすぎると、熟してしまうのか?どういう事だ?と、しばらく考え込んでしまいました。謎
いずれにしても被害が出てしまいましたので、キウイの周りにも電線を張りました。
まったく、キウイにまで手を出されたら、安心して栽培できる果樹がなくなってしまいます。汗
近所で果樹栽培をしている人がいないから我が家が狙われるのでしょうか?
いずれにしましても本当に憎たらしいです。



おどろきの様子です。
そこそこ生っていますので、これ以上の被害は御免と思いまして、樹全体をネットで囲む事にしました。
コスト削減のために骨組みには、真竹を使用しました。
収穫後、簡単に取り外せるように考えて作りました。
ネットを設置する前に、このおどろきも何者かに何個か食べられました。汗
今日は袋外しをしながら何個か落としてしまいました。(自爆 汗)
雨が降ってきたので、慌てていたようです。
小果で簡単に取れてしまったので、生理落果になる果実だったのかもしれません。
そこで取れてしまった果実を食べてみましたら、既に甘味を感じました。
もちろん、おどろき特有のカリカリした食感です。
おどろきは大果品種なので、紐で吊らないと枝が折れてしまう事がよくあります。
着色先行型なので、収穫はまだまだ先のようです。
即席防護の完成です。笑
桃のおどろきは大果になりますと、1kgを越えてくるそうです。
硬さだけではなく、大きさにもおどろきです。
我が家の管理では、それほどの超大物は無理ですが、まあまあの果実は生っています。


この桃はすごく硬いので、人に投げつける行為はやめましょう。
大怪我をしてしまいます。笑



その他の果樹の様子です。
大石早生を何個か収穫しました。
このスモモは糖度が高くて、見た目にも綺麗な色をしています。
ジュピターは間もなく終了です。
今年は例年よりも、かなり早めの収穫及び終了となりそうです。

名前の由縁は、ちょうど画像のような状態が木星に似ているからではないでしょうか?(^^)
ヴィーナスとして購入した樹ですが、画像の裂果状況からして、間違いなく貴陽ではないかと思います。
果実の大きさからも貴陽に見て取れます。
梨用の橙色袋を被せていましたので、色は付いてないようです。
本日の収穫です。
左がジュピターで右が大石中生です。
後写も大石中生です。

ジュピターは収穫が追い付かずに、樹上でカブト虫の餌になってしまっている果実も見受けられます。汗
金柑の花が沢山咲きました。
一旦咲き始めますと、散るのも早いですが、沢山花芽が付いているので次々に咲いてくれます。

後写は本日収穫したブルーベリーです。
ブルーベリーは3〜4日おきに収穫しています。
我が家では主に、ハイブッシュ系は生食に、ラビットアイ系はジャムにして食べています。
先月に取り木を行いました巨峰ですが、既に発根したようです。
11月頃には3メートルくらいの苗木が取れそうです。









































































2009年1月
2009年2月
2009年3月
2009年4月
2009年5月
2009年6月
2009年7月
2009年8月
2009年9月
2009年10月
2009年11月
2009年12月


過去の作業日誌





inserted by FC2 system