2009年11月28日土曜日(曇り時々晴れ)



先日まで冷え込んでおりましたが、最近は暖かい日々が続いており、
季節が逆戻りしたかのようです。
昨日は今の時期には珍しい、赤とんぼが飛んでおりました。

最近の休日といえば、庭木の手入れ作業に追われています。
そんな中、本日は荒れた松の整技を兼ねて、樹形づくりを行いました。



実生25年くらい経つ赤松です。

画像では小さく見えますが、樹高は2.5mくらいあります。

幹元の径は10cm以上はありると思います。
          ざっと整技が終わった状態です。

              幹も磨きました。

こうして見ますと、全体的に枝が立ち上がっているのが分ります。

自然界の天然赤松などは時が経つに連れて、枝の重みで枝垂れてきます。

そこで、その様な樹形になるように添え竹などをして、枝を下げるようにします。

           果樹で言えば、誘引作業です。
          誘引作業が終わった状態です。

     松と接近していた吉野ツツジは移動しました。

今回の樹はかなりの矯正が必要と見ましたので、紐を使っての誘引もかなり施しました。

      盆栽では言えば針金掛けのようなものです。


本当は棕櫚縄で結束すると綺麗に見えるのですが、自宅の松という事で柔らかめのビニール紐を使用しました。

           上記とは逆方向になります。

どの方向から見ても調和が取れている樹形に仕立てるのは意外と難しいものです。

ですが、その樹の特性を活かして、バランスよく仕立てれば、庭木(植木)としての観賞価値が高まると思います。
            こちらは別の赤松です。

上記のものより幾分細身なので紐のみの誘引としています。

         果樹の誘引と通じるものがあります。








2009年11月21日土曜日(晴れ)



     寒さに弱い樹種に簡単な防寒対策を行いました。

              (画像は藁ぼっち)

ある程度成長すれば寒さに耐えられるものでも、苗木や幼木のう
ちは寒害の被害に遭ってしまうものです。

寒冷地である当地では、最悪の場合、枯死してしまいますので、
何かしらの対策が必要になってきます。
鉢植えの桃やネクタリンの葉は完全に落葉しました。

落葉すると花芽の着き具合がよく分ります。

今後は樹形を整える、剪定、誘引作業が控えています。
     主幹部を見ると結束した紐が食い込んでいます。

かなり余裕を持たせて、8の字誘引をしましたが、数ヶ月の間に
大分太ったようです。

春に誘引した紐は全て取り外し、もう一度支柱に誘引する必要が
あるようです。

     同時に枝の誘引作業も行わなくてはなりません。
今年2月の植え付け時の様子です。

当時は支柱より幹のほうが細かったようです。







2009年11月19日木曜日(曇り)



本日収穫した基肄城です。

果皮が橙色から赤橙色に変わってきました。







2009年11月18日水曜日(曇り時々晴れ)



我が家で栽培しているキウイ3品種です。
上部からMGー06、中央が紅妃、下部がアップルキウイです。
夜間に撮影したので、蛍光灯の光が入ってしまうため、部屋の片隅で撮影しました。
実際にはもっと鮮やかで、もう少し濃い色をしています。

MGー06とアップルキウイは外観こそ違いますが、果肉や味は似ています。
キウイ特有の酸味はありますが、舌が痺れる様な酸っぱさはなく、甘味が増した程よい酸っぱさです。
そのため、濃厚な味わいに感じます。

紅妃は殆ど酸味を感じません。
誰が食べても甘い!と感じると思います。
酸味を感じないためにキウイとは別のフルーツを食べているようです。

嘗ては緑肉キウイも栽培していたのですが、これらのキウイを優先するため処分してしまいました。
でもこうして見ると緑肉キウイも栽培して並べたくなります。







2009年11月15日日曜日(晴れ)



知り合いに頼まれて、注文しておいた柿の苗木(太秋)が届きました。
通販で購入したのですが、とても立派な苗木です。
接木2年生苗木という事ですが、既に3果程生っており、ありがたいオマケ付きでした。
しかも糖度が高いことを示す、立派な条紋が付いておりました。
優秀な太秋柿のようで、私も欲しくなってしまいました。(既に2本ありますが・・・)(^^;)







2009年11月14日土曜日(雨のち曇り)



   午後は雨が上がりましたので、リス小屋周辺を散歩してみました。

リス小屋だけでは味気ないので、この庭を作ったのですが、3、4年の割には
何となく見られるようになってきました。

   園路には杉苔が生え、いろいろな山野草も生え始めてきました。

          見頃は過ぎていますが、木々の紅葉が綺麗です。
当初はロックガーデン風に作ったつもりだったのですが、こうしてみると和風
なんだか、洋風なんだか分りませんです。笑

         でも散歩をしてみると心地よい気分になります。

  果樹ガーデンも考えましたので、所々にベリー系が植えてあります。
ちょっと足を止めまして・・・

小さかった白樺も今では結構大きくなりました。

落葉しましたので、間引き剪定と皮剥きをしました。

何ともいえない不思議な魅力を感じる樹です。








2009年11月12日木曜日(晴れ)



          基肄城を数果のみ収穫しました。

先月より食べていますが、最近の基肄城は一段と甘味が乗って
いて、とても美味しく感じます。

     少し残念なのは生らせ過ぎて果実が小さい事です。
        それでも大きいものはこの程度あります。

現在の半分以下に抑えれば太秋サイズになるかもしれません。

画像では判りづらいですが、何となく大果の片鱗が見て取れます。

最大果は800gにもなると言われる品種ですから、管理次第では
どのように化けるか分りません。
家の北側の風景です。

欅の紅葉が綺麗です。

葉が落ちる頃には、すっかり冬支度になっていることでしょう。

自然の時刻表のようです。







2009年11月9日月曜日(晴れ)


今日は久しぶりの休日で、ゆっくりしたかったのですが、休みは休みでいろいろとやる事がありました。
その中の一つとして、今年の春に植栽した桃5品種の第一主技の支柱設置、誘引作業を行いました。



       今年の春先に植栽した、桃5品種です。

画像右側の伸びている枝が第二主技、すなわち苗木を斜めに植栽
したものです。

そして今年伸びた枝(左側)が第一主技、今回支柱を添える枝です。
第一主枝を作るため、地上部から僅かに上がった箇所に接いだ穂木
も無事に活着して伸びてくれました。
真竹を支柱にして、第一主枝を誘引した画像です。
ちなみに奥が北側になります。

これでV字型の樹形が出来ました。

今後は一様に日が当たるように枝作りをしていく予定です。
        こちらは北側から南側を撮影した画像です。

斜面を深く切土した事もあって、この一帯の土壌は硬い赤土です。

湿っぽくて層は薄く、次の層は深い粘土層です。

柿などが好みそうな土壌です。

桃には不向きな土壌のせいか、ゆっくりとした伸びのようです。

それでも壇の中にはチップ材が混ざっていますので、これから効いて
くると思います。

様子次第で、少しばかりの砂と堆肥を混ぜてみようと思います。



ブドウ棚を作ろうと、一月前に用意した単管パイプですが、設置はも
う少し先になりそうです。

       計画では10m×4mの棚面積にする予定です。
大果品種のチャンドラーの紅葉が進んできました。
最近出てきたと思われるシュート。

冬が越せますかどうか。
これから本格的な収穫を迎える基肄城です。
この前の初霜で、キウイの葉はすっかり枯れてしまいました。

落葉すると、間もなく剪定作業が待っています。
実生20年位のビワの開花が始まりました。

寒さに弱いわりには沢山の蕾を付けています。
夏場に取り木をしたビワですが、沢山の根が出ているようです。







2009年11月8日日曜日(晴れ)



昨日も今日も仕事で果樹の作業が出来ませんでした。

ここ数日間、親戚の荒れた庭の手入れで大忙しでした。

荒れた庭木の手入れはとても大変ですが、見違えるようになったねとか、他所の庭みたいとか言われると
ああ、やって良かったなぁと思います。
特に松の本手入れは手間が掛かり、神経も疲れます。

古木の仕立て直しなどは果樹の誘引レベルではなく、添え竹(枝の誘引)などは枝ぶりを考えながら作って
いかなければなりません。
でも果樹栽培のヒントが沢山見つかる気がします。
時には果樹の手入れを頼まれる事もあります。

大改造の時などは実に面白いですね。
もちろん大変ですが、どのように変貌していくのか、とても楽しみでやりがいのある仕事だと思います。

何を訳の分らぬ事をブツブツと思われる方も多いと思いますが、果樹に通じるものがあります。

と、果樹の話ではありませんが、あしからず。







2009年11月5日木曜日(晴れ)



昨日は初霜が降りて本格的な冷え込みとなりました。

インフルエンザや風邪が流行っているようなので、体調に気をつけたいと思います。


知人にあげるのに『いさはや』を1果収穫しました。
(携帯画像なので画質が悪いです。)

今年の『いさはや』はそれほど生っていないせいか、どれも巨大果になっています。

そのため、初めて見た方はあまりの大きさに驚かれます。笑

そして大事に大事に仏壇などにお供えしてくれます。







2009年11月1日日曜日(晴れ)



本日は11月とは思えない暖かな陽気に恵まれました。
そんな中、観察を兼ねての散歩をしてみました。
主に昨日行いました、誘引作業などをもう一度点検してみました。

P.S.
10/29 の夜間頃より、プロバイダのシステム障害で閲覧が出来ない
状態にありました。

ご迷惑をお掛け致しました。

もし、現在も一部のページが閲覧できない場合は、パソコンにキャッシュが
残ってしまっている可能性があります。
キャッシュの削除を行っていただき、再度ご確認をお願い致します。
手順は下記に掲載されています。
http://support.fc2.com/check_ck.html

お手数ですが宜しくお願い致します。



恋花火

こちらは主枝を2本仕立てとした。
いくみ

主幹の元部は径が4cm程度になっていた。

主枝も太くて曲げるのに苦労した。
手前から紅映、露茜、選抜南高、加賀地蔵

角度がきつ過ぎる為、撮影後修正する。
              加賀地蔵

細根が殆ど無い苗木だったが、その後の生長は良かった。
           ニューハニーあやか

李類はイシドウさんで購入したが、少しでも安く入手する為に、全てB級品を注文したが、現在では全く分らないほど成長している。

           隣にケルシーあり。
ケルシーは直幹タイプだが枝が柔らかくて曲げやすかった。
              ストレンジ

伸びは悪いが、節間が詰まっていて花芽が多く見られる。
涼呂

夏場、他の李より葉がかなり食われた。

枝質は柔らかい。
              特選南高

南高梅の中から選抜されて、殆どの果実がL玉以上になるらしい。

傾斜地なので傾いて見えるが、実際にはバランスはよい。
            ビッグパープル

頗る伸びがよく、3本伸ばした主枝を曲げるのに苦労するかと思ったが、実際には柔らかくて曲げやすかった。
スウィート光黄

樹の伸びは旺盛で強健種のようだ。
黄貴妃

同じ条件でもスウィート光黄に比べると伸びが悪い。

トパーズ

3本の主枝とも、よく伸びてくれた。
高所から眺めた様子。
手前左がブルーフル、右がスタンレイ

いずれも主枝2本仕立ての開心形とした。
貴秋

柿の中でも最大級の葉の大きさだ。

樹勢は太秋よりも更に強いようだ。
手前が太秋、中央が貴秋、奥が早秋

同じ柿でも紅葉や落葉時期が異なるようだ。
          高所から眺めた様子

この一帯に、梅4品種、李5品種、ネクタリンが1品種。
ぽろたん

収穫は再来年辺りからと見られる。
春に接木を行った、なつっこと黄ららのきわみ

左がなつっこで右が黄ららのきわみ。
           なつっこの接木部

接いだ当初の穂木は右端の赤い枝程度だったが、現在ではこれほど太っている。
鉢植え栽培の桃とネクタリン

既に落葉しているものも見られる。
              桃の紅葉

露地植え栽培よりも鉢植え栽培のほうが早くて綺麗に紅葉するようだ。
違う角度から撮影。 露地植え栽培のものはまだ紅葉が始まっていない。





































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